発電機はランニングコストが安く、長時間稼働が可能なガソリンタイプがおすすめです。

発電機を選ぶ際に知っておきたいポイントと定格出力の計算方法まとめ

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発電機選びのポイント

農家では電気草刈機や作業場での軽作業で発電機を活用するケースがあります。
工業用のフォークリフトやクレーン(ユニック)で移動するようなタイプではなくて、家庭用の手で持ち運びできる小型発電機を使うのが一般的です。
無駄に大きい機種を購入する必要はありませんが、仕事で使うのであればゆとりのある定格出力の発電機をオススメします。
発電機を選ぶ時は使う電気機材の消費電力ではなく起動電力で計算して対応できる定格出力を選ぶのがポイントです。

 

 

起動電力と定格出力で計算する

 

電気機器(機材)は消費電力と起動電力の2種類の表記があります。
使う機材によっては消費電力より起動電力の方が大きいことがあります。
起動電力とは、通常稼働させるための初期動作に必要な電力です。たとえば家のエアコンは付け始めが一番電力がかかり、小まめに付けたり消したりするのを繰り返すと、付けっぱなしより電気代が高くなります。
これはエアコンはコンプレッサーを回して冷気や暖気を出すまでの起動電力が消費電力を大幅に上回っているからです。
農業用機器は起動電力の高い商品が多いので注意しましょう。

 

電力の一例をご覧ください。

 

  • 水中ポンプ
  • 消費電力:500W
    起動電力:2,000W

     

  • 電気草刈機
  • 消費電力:350W
    起動電力:850W

     

  • 小型クーラー(冷風機)
  • 消費電力:200W
    起動電力:800W

     

  • クリップライト
  • 消費電力:100W
    起動電力:100W

     

定格出力はVA単位での表記をしてます。(1,000W=1KVA  1VA=1W)
たとえば、水中ポンプを使う場合に定格出力1.4KVAの発電機を使うと、それだけで起動電力をまかなうことができません。
電気草刈機、小型クーラー、クリップライトを使う場合は起動電力の合計が1,750Wになるので、最低でも1.8KVA以上の発電機が必要になります。

同時使用する可能性のある物で起動電力の大きな物を基準に必要な発電機の定格出力を計算しましょう。
農家では、キャンプやバーベキュー、趣味の車整備などプライベートでも発電機を併用する方が多いです。
どうせ買うなら仕事も遊びも1台で対処できる定格出力を確保しておくと便利です。

 

 

発電機の動力源

仕事に使うならガソリンタイプを選ぼう

一般的にはエンジンタイプとカセットボンベタイプがあります。
ガソリンは燃料が酸化していくので使用頻度の少ない場合はカセットボンベタイプの方がオススメです。
ガソリンタイプの方がランニングコストは安く、長時間駆動できるので仕事で定期的に使うならガソリンタイプがオススメです。

 

大きさ別にスタンダート、FW、インバータなどの種類がありますが、使用する電力(起動電力)に定格出力をクリアできていれば、どのタイプでも問題はありません。
インバータタイプは交流と直流の変換が可能です。
一部の機種では並列運転機能といって使用する電力の大きい時に2台の発電機を繋げて対応できて、用途に応じて1台と2台で使い分けできるタイプもあります。
高機能や小型・高出力になると価格も高くなるので、欲しい機能と定格出力、予算の3点から折り合いをつけて購入する1台を選定しましょう。